日本人はほぼ全員既に投資をやっている

2025年4月27日2025年5月2日資産運用

タイトルを見て

いや、私はまだ投資なんかしてないよ！

って思った人いますよね。

実はほぼ全ての日本人は既に投資をしているんですよね。

内容を詳しく見ていきましょう。

銀行は預金で集めた現金を企業に貸付(投資)している

みんな銀行にお金を預けていますよね。

その預けたお金、実は投資に回されているんです。

投資と言うと大げさですが実際にほとんどの銀行が資産運用をしています。

国債や社債を買ったり、割と保守的な運用ではあるとは思いますが

皆さんの預金の一部はこうした投資に回されているんですね。

また銀行は預金によって集めたお金を企業に貸付することで利益を得ています。

企業の貸付の利率(例：10%)−個人から集める預金利率(0.001%)=銀行の利益

つまり皆さんが銀行の預金にお金を入れるということは銀行に投資の資金を提供しているのと何ら変わりはないわけです。

(企業に貸し出す以外には個人のマイカーローンや住宅ローンに充てられたりしています)

その見返りとして元本保証や預金利息、ATMでいつでも現金を引き出せるなどのメリットを教授しています。

しかしながら0.001%の利息じゃ数円にしかなりません。

銀行を介しているとはいえ投資をしているのですがらもう少し利益が欲しいところです笑

元本保証がいいなら国債があります。

国債の利率は0.4%ですから銀行の預金金利0.001%がとてつもなく低いことがわかると思います。

年金は投資によって運用されている

僕たちが将来貰う年金は投資によって運用されています。

GRIF（年金積立金管理運用独立行政法人）という機関が少子高齢化によって足りない年金を投資によってまかなっているんですね。

• 国内債券：25%
• 国内株式：25%
• 外国債券：25%
• 外国株式：25%

という割合で運用しています。

さて肝心の投資の運用成績はと言うと、

20年間の平均リターンは3〜4%で

運用益総額は100兆円以上だそう！

すごいですね。

もちろんマイナスの年もありますし

ものすごいリターンが出ている年もあります。

皆さんの老後の備えである年金も

投資によって運用されているわけですね〜

毎月給料から天引きされる年金も

国が責任を持って投資してくれているんです。

まとめ：投資は既に身近にある

自分自身は全く投資とは無関係な人間だ！

と思っていても実はこれだけ身近に投資はあったんですよね。

自分が運用をしているわけではないので実感はないですが

自分のお金の割と大きな割合を占める銀行預金や年金が投資で運用されていると思うと驚きですよね。

自分のお金がどう扱われているかを知ることはすごく大事な視点だと思います。

自分が預金している銀行の財務状況や収益はどうか？

将来年金が貰えなくなるのは本当か？

GRIFの投資先はどこ？成績はどんな感じ？

などなど気にしてみると面白いかもしれませんね。