こんにちは。なおなおです。
僕は新卒の頃から証券口座を開設して
二年ほど積み立てNISAで投資信託の長期積み立てを行っていました。
ここ一年くらいは積立額を減らしたり、
売却して引き落としをしたりしていたので
積み立てた額は二年で45万円ほどでした。
この記事では
について書いてあります。

- 現在長期積み立て投資をしている
- これから始まる新NISAに向けて資産運用を検討している
- 新しい投資を考えている
こういった人に参考になるかと思いますので最後までご覧ください。
目次
二年間長期積み立て投資を行った結果
リターンはこんな感じでした。
(いや寧ろめちゃくちゃリターンが良い。笑)
長期積み立て投資ってそもそも何?
長期積み立て投資は
- 毎月の生活費を抑えて投資の種銭を捻出し(節約して)
- 優良な投資信託を毎月購入し(脳死で購入して)
- あとは老後まで1と2を繰り返しながら放置(資産が増えてる!)
って感じの投資法です。
これを20年、40年と続けていけば年利5~7%は固いとされており、
(年利5%だと毎月3万円の積み立てで40年後には4500万円になってます)
今現在多くの個人投資家の間ではこれが投資の最適解と言われています。
この投資法は世間一般にも広まり、積み立てNISAなどの税制優遇制度を活用して
長期積み立て投資をしている人は多いと思います。
どうして長期積み立て投資を辞めたのか
では、どうしてそんなに魅力的な長期積み立て投資を辞めたのか。
理由は3つあります。
- 個別株投資に注力したかったから
- 将来のお金よりも今のお金を優先したかったから
- 長期積み立て投資の前提である「世界経済の永続的な成長」に無理があると思ったから
一つ一つ見ていきます。
個別株投資に注力したかったから
1つは個別株投資を始めたのが理由です。
個別株投資とは、
ソフトバンクやマクドナルドなどの企業の株を買うことです。
株価が上昇して得られるキャピタルゲインや
株を保有していることで得られる配当金、インカムゲイン
を狙う投資です。
いわゆる投資家といわれる人たちは個別株投資をしていることが多いです。
昔からある王道の投資法ですね。
この個別株投資の種銭を用意するために長期積み立て投資を辞めました。
将来のお金よりも今のお金を優先したかったから
長期積み立て投資をするには
今のお金を犠牲にして積み立てをしなければなりません。
老後の生活に備えて若い時から備えることで大きなリターンを得ることができます。
でも僕は疑問に思いました。
老後に体が弱ったときに多くのお金を手にしても意味があるのか?
若い、貴重な、二度と帰ってこない時間は、お金では買えません。
今のお金も大事にするために長期積み立て投資は辞めました。
長期積み立て投資の前提である「世界経済の永続的な成長」に無理があると思ったから
長期積み立て投資をする上では、
「世界経済はこれからも成長し続けるであろう」
という前提があります。
そうでないと、今買った投資信託が40年間値下がりし続けていたら
投資の意味がないですよね。笑
今買った投資信託が(長期的には)今後も値上がりすると見込んで買うわけです。
でも、本当にそんなことがあるのでしょうか?
確かに、人類の歴史上
人類は経済成長し続けています。
経済成長には
- 人口の増加
- イノベーションによる文化の発展
が大きく関わっていますが、
これから先もずっと人口は増加するでしょうか?
これから先もイノベーションは起こり続けるでしょうか?
僕は少し疑問を抱いています。
なぜなら、人口増加にはリミットがあります。
地球の資源は有限であり、人類の技術は自然には抗えません。
いつか(生きている間かは分かりませんが)地球のキャパがオーバーする時が来ると思います。
そして、イノベーションについては今後も起こり続けると思います。
(近年ではメタバースしかり、AIしかり)
ですが、右肩上がりの経済成長を支え続けるイノベーションを起こし続ける事は不可能だと思います。
それを支えられなくなるとバブル崩壊が起こります。
これまでの経済はそのバブル崩壊を受けてもなお成長してきました。
これからのバブル崩壊も同様に乗り越えていくだろう。
それが長期積み立て投資の前提です。
ですが、僕はその前提には懐疑的です。
人口増加の限界とイノベーションの限界、どちらかがやって来るんじゃないかな~って思ってます。
今やっている個別株投資について
事業の基本は「安く買って高く売る」
そもそも全ての物事において
安く買って高く売る
ことが基本です。
そうでないと慈善事業になってしまいますからね。
事業を営んでいる会社は安く買って高く売ることで成り立っています。
- 商社→トレーディング業務で利ざやを稼いでいる(安くモノを仕入れて高く供給する)
- 銀行→低金利でお金を仕入れて企業や個人に高金利で貸し付けたり運用して利ざやを稼いでいる
- メーカー→安く原材料を仕入れて加工して高く販売して利ざやを稼いでいる
つまり、事業である以上安く買って高く売ることからは逃れられないのです。
そして、投資会社と言う言葉があるように株式投資も立派な事業です。
みんなが簡単に安く買って高く売ることができたら
多くの人が株式投資に参入して
今頃全員が億万長者ですね。
でも実際はそんなことはなく、
普通の事業と同じように損する人もいれば儲かる人もいます。
僕はその根本を理解したうえで個別株式投資を始めました。
(事業として株式投資をやる気持ちで始めました)
長期積み立て投資は仲介手数料のかかるマルチ構造
安く買って高く売るのが株式投資なのに何で長期積み立て投資が成り立つのか?
それは後から長期積み立て投資にカモ🦆が継続して新規参入し続けるからだと思っています。
マルチのネズミ講と似ていますね。
後から新規参入者が来ることで株価は上昇し続けます。
そして参入者は長期で積み立て続けるので株価が大きく暴落することもありません。
【参入者全員が、世界経済は継続して成長し続ける】
というシナリオを信じているからですね。
参入者がいる限り
証券会社は信託報酬という名の仲介手数料が半永久的に売上として入って来ます。
証券会社にとっても、長期積み立てマンにとってもWin-Winな感じがしますね。
でも僕はそうは思いません。
なぜなら前にも述べた
人口増加の限界があるからです。
全世界の人が長期積み立て投資に参入し切ったら?
長期積み立てをしている人たちが老後を迎え売却するフェーズに入ったら?
長期積み立て参入者が増加し続け、右肩上がりで株価が上がるというシナリオはどうなるでしょうか。
そこら辺をよく精査して長期積み立て投資はしたほうが良いですね。
そもそも仲介手数料を払って丸投げして株式投資をしている時点で事業としてはナンセンスだということを理解したほうが良いかもしれませんね。
直近の利益はこんな感じ
運用資金が20万円くらいで、リターンが1万5千円なので
大体+7.5%くらいですね。
この株は2022年12月〜2月頃に買い集めたので
半年くらい保有して売却した感じです。
この株は特に精査せず配当金を貰うために購入しました。
それでもこの利益が出たのでラッキーです。笑
この資金を活用して、これ以降はしっかりと株を安く買って高く売ることを考えて個別株式投資をしています。
今後の記事ではそのリターンの結果を更新していこうかな〜と思います。
もしよければ記事をチェックしてくださいね。
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