息子が産まれた日

妻は羊水が少ないため一ヶ月半以上入院生活をしていました。
予定日は3月27日でしたが
2月26日ごろ、急激に羊水が減って危険だったので帝王切開をすることになったんですよね。
次の日に息子が急きょ産まれることになりました。
まだ産まれるのは先だと思っていた僕と妻は
いきなりパパとママになるのかと心の準備もできないまま当日を迎えました。
最近買ったものではないけどサーモスのタンブラー。
もうかれこれ10年くらい使ってるけど未だに一軍コップ。
汚れないし変形もしないし食洗機もいける。
シャレオツな銀色のフライパン10点セット。
これ使っとけばとりあえずキッチン周り良い感じになる。
今まで百均とかのクソ安い爪切りを使っていたけど
ちょっとよさげなのが欲しくなって購入。
切れ味抜群で切りやすい。ただそれだけ。

手術は無事終了
手術室に妻が呼ばれて
「頑張ってね~」
とお見送りをしてから
まだかまだかな~とソワソワしながら待っていたら
40分ほどして手術室からビデオ通話が。
帝王切開だったので立会いはできませんでしたが、ビデオ通話で産まれてすぐの瞬間を見れました。
可愛いおさるさんみたいな赤ちゃんと泣いて喜ぶ妻。
それまで本当にお腹の中に赤ちゃんがいるのかと信じられなかったですが
産まれてきて実感が湧きましたね。
涙を流しながら赤ちゃんを見つめる妻を見て僕も涙が溢れてきました。
心がじんわりと温まるようなそんな不思議な気持ちに包まれました。

妻は出産後そのまま子宮筋腫の摘出手術
そんな気持ちになったのも束の間、
「パパ、ちょっと来てください。」
と院長に呼ばれました。
どうも子宮筋腫が院長が思っていたより酷い状態だったようで
出産後そのまま摘出手術に移りました。
子宮筋腫はこんな感じで子宮にある良性の腫瘍です。

この子宮筋腫は普通、出産の時に存在が分かっていても摘出はしないそう。
取ると出血が物凄いことになるからだそうです。
しかしながら妻の子宮筋腫が想定より酷かったのか摘出になりました。
幸い出血も少なく、手術は無事成功。
院長曰く
「出産もできてと子宮筋腫も取れて一石二鳥だね」
とのこと笑
ホッとしましたが院長からは子宮内膜症も酷かったと言われ、
今後薬での治療を継続しなければならないと言われました。

子宮筋腫に加えて子宮内膜症があり不妊になりやすいはずの妻が
今回出産まで至ったのは本当に奇跡だなと思いました。
息子は新生児一過性多呼吸のため市立病院へ搬送
一方産まれたばかりの息子はというと
何やら酸素マスクみたいなものを当てられていました。
週数が36週0日で帝王切開で出産したため
赤ちゃんの呼吸が浅いようでした。
産まれる直前まで肺に溜まっていた羊水を出すには
赤ちゃんがちゃんと泣き声をだして息を吸うことが大事なんだそう。
今回呼吸が浅い"新生児一過性多呼吸"の疑いがあるということで
市立病院に連絡が入り緊急搬送されました。

息子はそのまま集中治療室的なところに入りしばらく入院をしなければならないと説明をされました。
中に入って対面すると産まれたばかりの赤ん坊に色んなモニターや管が繋がれていて心が痛みました。
早く呼吸が元に戻って退院できるといいなぁ。
妻は死にかけた(妻談)
妻は手術前からの絶食、絶水に加えて
出産後そのまま手術をするというハードなスケジュールを終え
更に次の日の朝まで絶水をするという拷問のようなことをしていました。
夜の間眠れず、熱も出て頭がボーっとして
お腹の痛みもあるという妻曰く地獄の時間だったようでした。
水が飲めないから痛み止めの薬を飲めず
解熱鎮痛剤も次の日じゃないと無理
氷枕も頭が高くなるからダメ
と三重苦の状況だったそう。
そんなこととは知らずただの熱だと思っていた僕は妻に怒られて
今このパートの文章を書かされている。笑
我が子に対する気持ちはやっぱり違う
今まで沢山赤ちゃんや子供を見ることがありましたが
いざ、自分の子供を持つ立場になって感じることは
やっぱり自分の子供に対する気持ちは他の子供に対するそれと全然違うなと思います。
なんだか心がじんわりと温まるような、安らぐような、涙が溢れてきそうな、
そんな気持ちにさせてくれます。
いつまでも大事に育てていきたいな。
そう強く思わせてくれます。
なんなんでしょうね。この気持ち。
産まれて初めて父親としての実感が湧いた
女性は妊娠期間で我が子に対する実感を育てていきますが
父親である僕はエコーやお腹の胎動を通してでしか赤ちゃんを感じることができませんでした。
なんだか妻がどんどん母親になっていくのに遅れを取っているような気もしていました笑
でもいざ産まれてみると
「あぁ、俺って父親になったんだな」
と実感が湧きました。
いや、産まれるまで男の人は湧かないものなのかな。
我が子を抱いた時に感じたあの軽くて危なっかしい壊れちゃいそうな感触が
この子を守らないと、と実感させてくれたのかもしれません。
妻に対する感謝
改めて、ここまでお腹の中で育ててきてくれて妻に感謝。
そして産んでくれてありがとう。
妻と結婚出来て良かったなあという気持ちでいっぱいですね。
幸せでいっぱいです。
子供を持つなんてまだまだ先のことかな~とか思っていて
想像の遥か雲の上みたいな出来事でしたが
僕たち夫婦にも子供に恵まれました。
これからも妻と二人で喧嘩をすることがあるかもですが
子育てを頑張っていきたいですね。
ふるさと納税のオススメは日用品を買うこと。
日用品を買えば毎月買うはずだったティッシュとトイレットペーパー代が浮くので一番お得。
その浮いたお金で贅沢をすればよし。ふるさと納税で贅沢品を買うのはコスパが悪いです。

ディスカッション
コメント一覧
妊娠期間中ずっとそばで支えてくれてありがとう😊
辛い悪阻の時期も毎回トイレにまで着いて来てくれて背中さすってくれて本当に心強かった💦
2人で乗り越えた妊婦生活も終わり、次はまた2人でさらに頑張らないとだね💓😤
ゆきちゃんとならなんでも乗り越えられる気がするよ!!
こちらこそ結婚してくれて本当にありがとう🥰