自分の生活を豊かにしたいならまずはお金の使い方を考えよう
最近は良いお金の使い方をするように心掛けていて
安かろう悪かろうなものばかりを買うのではなく
たまには高くてもいいものを買うようにしています。
普段からの何気ないお金の使い方は
巡り巡って自分に返ってくる。
そんなお話をしていきたいと思います。
自分の生活をより良くしたいなら、まずはお金の使い方から。
“安くて良いもの"は誰かの犠牲の上に成り立っている
お金を使う時に「何でもかんでも安ければ良い」という考えで
物を購入する人は割と多いんじゃないかなと思います。
僕もそういう考えで物を買っている時もあります。
物を安く購入できるのは
物を安く調達してくれて、物を安く提供してくれる人がいるからです。
スーパーに行けばもやしや豆腐を数十円で買えますよね。
それはもやし業者や豆腐業者が必死をこいてコストダウンを図っているからだと思います。
もしかしたらもやしや豆腐が安すぎて全然儲からず
もやし業者や豆腐業者の生活は苦しいかもしれませんし
もやし業者や豆腐業者に関わる協力会社も同じく厳しい状況にあるかもしれません。
物を安く買えるということはそういった背景があり
また物を安く買うことはそういった環境を持続させてしまうことにも繋がっているのです。
カカオ売りの少年
さっきのもやし業者や豆腐業者の話ではないですが
僕たちがよく口にするチョコ。
そのチョコの原材料であるカカオはアフリカで収穫されます。
カカオを収穫している人達は貧困層の人たちが多く
1日2ドル(300円ほど)で生活することを余儀なくされるほどです。
そこでは児童労働も行われており
カカオを収穫する子供達はチョコの味を知らずに生涯を終えるともいいます。
僕たちが安価に手に入れられるチョコを買うということは
こういった子供達の労働環境を持続させてしまうことにも繋がるんですよね。
物を安く買い叩くということは自分も安く買い叩かれる
物を安く手に入れるということはこれまで述べた背景があるのはもちろんなのですが
僕はそれに加えて物を安く買うと、自分も安く買い叩かれるんじゃないかなと思うんです。
お金を使うということは、お金を使ったその先で働く人に利益をもたらして養うことでもありますし
そこで利益を得た人がまたどこかでお金を使ってその先で働く人に利益をもたらして、、、
と無限ループが発生していきます。
その一番スタートである自分自身が物を安く買い叩く事ばかり考えていたら
巡り巡って自分に返ってくるお金は小さくなってくると思いませんか？
お金持ちの人がお金持ちであるのは
お金を持っているからではなくて
良いお金の使い方をしているからなんじゃないかな
最近はそう感じています。
- お金を持っている→良いお金の使い方ができる
じゃなくて
- 良いお金の使い方ができる→お金を持てるようになる
お金を使うことは贈与でもある
お金を使うことを色々と考えていくと
お金を使うことはそっくりそのまま贈与になりますよね。
言い換えると"プレゼント"です。
お金を使った先では必ず誰かの生活がありますし
より多くのお金を使えばより多くの人達を豊かにすることができるかもしれません。
そういった意味ではお金を使うことは贈与であり
普段僕たちが記念日にプレゼントを送るのとはまた違った贈与になります。
記念日に送るプレゼントは見返りを期待して贈るものではありませんが
お金を使ってする贈与はその対価として物を手に入れることができたり
サービスを受けることができるからです。
資本主義がより発展していくのも、プレゼントのようなただの贈与ではなく
お金を使うことで物やサービスの交換が伴う贈与だからなのかなと思っています。
自分の生活をより良くしたいならお金を貯めるのではなくお金を使う方が良いというパラドックス
さて、本題の自分の生活をより良くしたいなら？
というお話ですが
お金を貯めるのではなく、むしろ使った方が良いと僕は考えます。
生活をより良くしたい→お金が必要→お金を貯める
のではなく
生活をより良くしたい→お金を使う→お金が巡り巡って自分に返ってくる
という流れを目指しましょう。
お金を使うことは贈与だと言いましたが
お金を貯めるということはその贈与をしないということです。
どこかからプレゼントが来るのを待っていても
いつまで経ってもプレゼントはやってきません。
自分からお金を使うという贈与(プレゼント)をすることで初めて
贈与が帰ってきます。
普段記念日にプレゼントをくれないのに自分の記念日になるとプレゼントをせがんできたら嫌ですよね。笑
お金を貯めたいならお金を使え。
その事実に気づいてからが生活をより良くするためのスタートです。
とは言え全ての買い物を高額にはできないから自分が好きな物にはお金を使うのがいいかもしれない
まあとは言っても全てのサービスや物を高いものにしないといけないか、
というと現実問題そうはいかないです。
自分の使えるお金には限りがありますからね。
僕がオススメするお金の使い方は
自分が良いと思うものによりお金を使うことです。
日々口にする食材の質にこだわりたいのであればいい食材を買ったり
いい車に乗って快適なカーライフを送りたいのであればいい車を買ったり
ファッションが好きであればいい服を買ったり
好きなアーティストのCDやライブにお金を使ったり
それぞれの人たちが好きで応援したいものによりお金を使うのが良いんじゃないかなと思っています。
そのお金を使った先の業界が潤えば
また自分の好きなものがより良いものに進化するかもしれません。
そうやっていろんな人がいろんなお金の使い方をすることでいろんな形で社会が豊かになっていくのだと思います。
まとめ
僕自身これまで買うものは何でもかんでも安けりゃいい。
貯金が第一。
そんな考えで生活をしていました。
その考えだった当時を振り返ってみるとお金はあるけど生活は豊かではなかったような気がします。
一方で今は割とバンバンお金を使っています。
でも生活は格段に幸せになりました。
やっぱり生活は物やサービスによってより良くなりますから
お金の残高がいくらあったところで生活は豊かにならないんですよね。
お金は使って初めて生活を豊かにすることができます。
皆さんもより良いお金の使い方をしてみてくださいね。
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