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鹿児島はなぜ幸福度が高いのか

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まずはじめに鹿児島はどういうところかというと、

平均収入は低く、家賃は高く、桜島が噴火すれば目は開けられない、渋滞ランキングは日本一、電車などの公共交通機関はしょぼ過ぎて使い物にならない

というどこをとっても幸福度が高い要素が一つも見当たらない県です。

 

しかしながら僕は東京、茨城、鹿児島、島根、愛知と、ちょこっと住んだところも合わせると色んな地域を見てきたのですが

鹿児島が1番幸せに過ごすことができているなぁと感じています。

 

幸福度ランキングも沖縄に次いで2位の鹿児島がどうして幸福度が高いのか今回は考察してみました。

 

まず鹿児島は全国平均と比較しても出生率が高いです。

 

出生率が高くなるには色々な要因があると思いますが、世帯収入が高いからといって出生率が上がるわけでは無いように感じます。

出生率が高い九州各県は、決して平均収入が高い訳ではありません。

それに戦後のベビーブームが起きた頃は皆貧しい中で子供を産んでいたことからもお金は関係ないと思われます。

 

僕自身、娯楽が少ないことが出生率の高さに関係しているのかなと思っています。

幸福度ランキング上位の都道府県はいわゆる田舎が多く、程よい都会がある県が多いです。

娯楽がないと子供が増える、そんな単純な話では無いですが先進国が人口増加が緩やかで

発展途上国が人口増加している現状を考えるとあながち間違いでもないはずです。

 

また、鹿児島県は大学等への進学率が全国最下位です。

高校を卒業したら就職するのが一般的な価値観です。

 

そもそも鹿児島県にはまともな大学、高等教育機関がありません。

国立では鹿児島大学がありますがそこまでレベルは高くありませんし

私学は第一工科大学、志學館大学、鹿児島国際大学とFランのみ

あとは鹿児島短期大学など短大や専門学校ばかりです。

土地柄、鹿児島県から出ることがあまりない県なのかもしれません。

 

そのため地元が色濃く存在しています。

同じ保育園や幼稚園の友達、小学校や中学、高校の友達が地元で働いているのでずっと同じメンツが近くにいます。

知り合った人の周りの人に必ず自分の知り合いがいる感じです。

リアルに「地元の奴ら大体TO☆MO☆DA☆CHI」です。

 

ここまで考えてみた結果、幸福度はお金では買えないものに左右されるのではないかなと思っています。

自分が生まれ育った町で自分のことを昔から知っている家族や友達と和気あいあいと暮らし、地元の知り合いや友達の友達と結婚して子供を産み、家族や友達に祝福される。

まるで縄文時代のようですね(笑)

実際、どれだけ文明が発達しようが技術革新が起きようが

人間が幸せに感じるポイントはそれほど変わっていないように思います。

都会に出て神経をすり減らして生きるよりも地元に帰って落ち着いて暮らすのも悪くは無いですよ。

 

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