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安い定食屋は消え始めている

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僕は鹿児島県在住なのでわかるのですが、鹿児島は東京みたいにまだ飲食店の価格高騰の波は来ていないと思います。

ですが、確実に安い飲食店は少しずつ消え始めています。

東京だと当たり前にランチが余裕で1000円を越えると思いますが、鹿児島県にはまだ700円、800円や900円のランチがあります。

その中でもたまに650円のボリュームたっぷりのランチがあります。(地方あるある?)

その安いランチ屋さんはほぼ確で家族経営か、高齢夫婦が経営していることが多いです。

年金で生活できる高齢者は利益に固執する必要がないため

原価ギリギリでも商品を提供することができるわけだが、

そうすると周囲の店は太刀打ちできないだろう。

この記事にもあるように持ち家があり年金を受給している高齢者が、

【若者にお腹いっぱいになって欲しい】と採算度外視で飲食店を営んでしまうと

他に新しく飲食店をオープンしようとする店舗は勝てる訳がありません。

また人が値段の高い飲食店に行くことが少なくなるので経済が発展することもなくなります。デフレの原因の一端を担っているかもしれませんね。(影響は少ないかもですが)

そこで冒頭の話題に戻るのですが、そういった飲食店が徐々に消え始めています。

理由は単純にお店を営む高齢者が歳を重ねて経営が難しくなってしまったからです。

そのお店を息子世代や孫世代に引き継ごうとしても現役世代の高い社会保険料を賄えるほどの利益がある訳でもなく、同じ値段でお店を継続するのは難しいでしょう。

僕は会社の日は昼食を毎日外食で済ませているのですが、飲食店の価格高騰の波は確実に来ていると感じます。

僕たちの財布にはキツイことですが(笑)

経済にとっては確実に良いことだと思います。

飲食店に高いお金を払えるということはそこで働く人に高い報酬をもたらし、高い報酬を貰った人がまたどこかでお金を払い、そこで働く人が高い報酬をもらい、、、

という経済にいい循環が生まれるからです。適度なインフレは実生活の充実を生みます。(こんな簡単な話ではないですが)

今ギリギリ生き残っている格安飲食店は高齢化によってあと10年20年もすればかなり減るでしょう。

そこからは本来の価値で価格を設定できる時代が来るんじゃないかなと思っています。

飲食店もライバルである高齢者が減り今よりはやりやすくなっていて欲しいですね。

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