その人の人間性はどういう時に現れるかと考えた時に
やっぱり知らない人や今後会うことのない人に対しての態度に現れるんじゃないかなと思います。
お店の店員さんに横柄な態度を取ったり、車や自転車で対向車に配慮のない運転をしたり、初対面の人に適当な挨拶をしたり。
どうしても歳を重ねたり、経験が増えたりすると
無意識の中で他人を見下してしまうことがあります。
僕もまだまだ人間として未熟なのでイライラしたり適当な態度を取ってしまったりします。
そこでいつも思い出す言葉が
タイトルにもある
実るほど頭を垂れる稲穂かな
です。
自分が何でもできる、自分が正しい、自分の力でここまできた
そういう風に自惚れて考えてしまうと
他人に対する態度もどこか大きなものになってしまいます。
ですが、周囲に対する感謝と思いやりの気持ちを持ってさえいれば
謙虚に頭を下げることができるはずです。
必ず今の自分はどこかの誰かによって支えられています。
それは身近な友達や親だけではなく今すれ違った見知らぬ人かもしれません。
ですから常に誰に対しても感謝と謙虚さを持って接することが大事ではないでしょうか。
人間性があるから他人に謙虚でいられるのか
謙虚さがあるから人間性が生まれるのか
順序は分かりませんがどちらにせよ誰に対しても感謝と謙虚さを持って接するということは変わりません。
日々の生活を感謝と謙虚さを持って過ごしていきたいですね。
僕もラグビーのコーチやレフリーをしているのですが
コーチやレフリーができるのも
子供たちや選手がいてこそですし
そこを支える保護者やチーム、協会がいてこそだと思っています。
そこを忘れてコーチやレフリーをしてしまうと
独りよがりになってしまいます。
この考え方は仕事や人間関係など色んな場面で大事になる考え方だと思うので
イライラしたり憤りを感じた際は
実るほど頭を垂れる稲穂かな
を思い出してみてください。