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0歳児選挙権、画期的だと思う

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維新の案として、

 

0歳児童にも選挙権を持たせるという

 

“0歳児選挙権”が話題になっていますね。

 

これが結構物議を醸しているみたいで

 

 

 

賛否両論、色んな意見で溢れていますね。

 

僕はどちらかというと賛成です。

 

なぜ賛成かというのを話したいと思います。

 

そもそも民主主義というのは民意が国の方向を決めることであります。

 

そのために選挙を行い国民の代表である議員を選出して

民意を反映するわけですね。

 

ところが日本の議員の3割近くは世襲であり

一般人から出馬する人はほとんどいません。

 

なぜ世襲が多いかというと

選挙を行うのには多額のお金が必要であり、

親族に議員がいると金銭面でも投票を得られる面でも有利だからです。

 

そしてそういった議員が掲げる公約のほとんどは年配の人向けの政策ばかりです。

 

子供を産んだことのある人なら感じたこともあるかもしれないですが

 

出産や育児に際してほとんど補償はありません。

 

ところが、老人に対する補償はどうでしょう?

 

病院や介護は1〜3割負担、給付金など様々な社会保障制度が充実しています。

 

しかもその年々増え続ける社会保障を負担しているのは現役世代です。

 

長年日本人の給料が増えないのも社会保障の増加があると言われています。

 

 

 

どうしてこのような世代間の差が生まれているのでしょう?

 

1つの理由として選挙の世代間格差があると思います。

 

分かりやすく例を出すと

 

20代は1400万人

 

30代は1600万人

 

40代は1600万人

 

50代は1700万人

 

60代は1700万人

 

70代は1200万人

 

80代以上は600万人

 

日本人の2人に1人は50代以上です。

 

選挙で若者向けの政策を打ち出しても

 

過半数の50代以上の支持が無ければ選挙で当選することはできません。

 

となると、政策が老人向けに偏るのは容易に想像できますよね。

 

1人一票の原則がある限り若者が選挙で世代間で勝負することはできません。

 

そんな日本の現状を今回の0歳児選挙権がもしかすると変えるかもしれません。

 

僕は選挙周りの法律などは詳しくないですが

 

もし実現できれば若者世代の投票権が増え

 

世代間格差が是正されるかもしれません。

 

0歳児という分別も付かない年齢から選挙権を付与するのはおかしい!

 

という発言もありますが

 

そうなると認知症や身体的に不自由な老人がなぜ選挙権を保有しているのかという議論にもなってくると思います。

 

少子高齢化が進む日本では新たな民主主義が産まれて行くかもしれませんね。

 

 

 

今の政治が悪いと思うなら、

 

僕たち一人ひとりが責任を持って一票を投じるべきです。

 

若者が苦しい今の日本を変えていくには僕たちがしっかりと考えて投票に足を運ぶべきです。

 

僕の肌感ですがあまり政治や政策に興味や関心を持つ若者は少ないんじゃないかなと思います。

 

遊びに行くから投票にいかなかったり

 

面倒臭いから投票しなかったり

 

それではこの日本の現状は変わらないと思います。

 

この0歳児選挙権を機に若者が選挙に関心を持って欲しいなと思います。

 

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