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Z世代の仕事観について

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僕は1997年生まれのZ世代初期の人種です。

 

よく色んな世代の人と話しをしますが、

数歳しか変わらないのに価値観全然違うなと思うことが多々あるので

やはりZ世代の考え方は上の人達と違うものがあると思います。

 

まずZ世代がどんな世代かと言うと

生まれた時にアメリカの同時多発テロ、小学生の時にリーマン・ショックを経験し

社会人になる際にはコロナ禍に襲われるという

景気の良い頃を全く知らない世代です。

 

そしてZ世代は世代間格差が大きく現れている世代でもあると思っています。

祖父母世代は団塊世代、親世代は就職氷河期世代であり、

祖父母が資産を持っていて親がその恩恵を受けている家庭は幼い頃から教育や習い事を手厚く受けています。

一方で親がそうではない家庭は幼い頃から苦しい生活をするようなZ世代もいます。

いわゆる”親ガチャ”のはしりの世代ですね。

 

またZ世代は子供の頃からデジタルデバイスに触れておりデジタルネイティブとも言われています。

SNSにも抵抗がなく当たり前のようにSNSで発信をしているのもこの世代の特徴です。

 

そんなZ世代の仕事観はどのようなものなのでしょうか?

 

僕が思うにZ世代は仕事に対する熱量や責任はあまりないように感じます。

なぜなら、産まれてからずっと不況であったため企業に対する期待や組織に対する信頼はあまりありません。

年功序列の崩壊、終身雇用制の崩壊もZ世代のそういった認識を加速させています。

 

上の世代が当たり前に持っている

“頑張ったらいつか報われる”という

価値観をZ世代は持ち合わせておらず

 

頑張っても報われないからやっても意味がない

仕事以外で自分の楽しみをみつけたい

コスパがいい仕事に就きたい

今この時点で報われたい

 

といった思いが強いです。

 

仕事に対するそんな姿勢をもつZ世代を、管理職や上司の方々は扱いづらく感じていると思います。

 

ですが僕はZ世代はうまく使えば良い人材として機能するのではと感じています。

 

Z世代は上から押し付けられる意味がない仕事を嫌います。

やりたくないことをやりたくないとはっきりしているのが特徴です。

一方で自分がやりたい、やってみたい領域で力を発揮します。

将棋の藤井聡太くんもZ世代の1人です。

やりたいことをとことん突き詰める能力が長けているからこそ前人未到の記録を打ち立てることができるのだと思います。

 

Z世代の彼らがやってみたいことを仕事に絡ませて少しずつ経験させてみるのが良いかもしれませんね。

 

僕もZ世代の1人として仕事観を話すと、

 

働かなくていいんだったら働きたくない

自分のやりたいことでお金を稼ぎたい

意味のない仕事はしたくない

残業はしたくない

お金は沢山欲しい

 

という価値観を持っています(ずいぶんわがままですね笑)

 

こんな僕ですが最近仕事に対する認識が少し変わってきて

どんな仕事をしていても、自分が真摯に目の前の仕事に無機いれば自ずと何かしらの道が開けるんじゃないかな〜と思い始めてきました。

 

仕事がつまらない、仕事が面白くないなら辞めてもいいかもしれません。

けれども仕事から少しでもやりがいを見つけたり自分の得意を活かせるように工夫するのも自分の仕事への向き合い方次第です。

 

きっとZ世代の皆さんは自分が人生でなにか一つでも夢中になったり人生を賭けた物事があるんではないでしょうか。

そこから仕事に結びつく何かを見つけてみても良いかもしれませんね。

 

現在の日本は人口が減り、上の世代は同い年が200万人いるのが今の若者は100万人です。

仕事の量にそれほど変化が無いとすると若者の数に対して沢山の働き口があります。売り手市場なのでZ世代が会社に対して所属意識がなく早期離職が多いのも理解できます。

 

すぐに見限って組織から離れるのも一つの手段ですが何か一つでも自分にとって良いポイントがあるのならもう少しその組織で頑張っても良いかも知れません。

部活動でもいきなり1年生で活躍なんかできません。3年かかってやっとレギュラーを掴めるものです。

仕事もそれくらい長いスパンで様子をみても良いと思いますよ。

 

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