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筑波大学ラグビー部の素晴らしさ

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私は一浪して筑波大学体育専門学群に進学し、筑波大学ラグビー部で4年間を過ごしました。

 

プレイヤーとしてトップチームで出ることはなく4年間を終え、何か成果を残したわけではないですが

 

それでも筑波大学は良かったな、素晴らしい場所だな、と周りの人間にも自信を持って進めることのできる進学先であるので

 

今回記事にまとめた次第です。

進学を考えている人に何か参考になれば幸いです。

 

まず、大学ラグビーは主に

 

・関東大学ラグビー対抗戦

・関東学生ラグビーリーグ戦

・関西学生リーグ

 

と他

 

・九州学生リーグ

・東海学生リーグ

 

のような地域リーグがあります。

 

その中で筑波大学は強豪の帝京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学が所属する関東大学ラグビー対抗戦に所属しています。

 

そして筑波大学は現在唯一、全国大会に出場している国公立大学でもあります。

 

まさに文武両道という言葉にふさわしい大学ではないでしょうか。

 

まず、大学ラグビーは私立大学がほぼ占めています。

 

多いところだと1学年3,40人を推薦で学生を集めて、

 

全体で120,140人の集団の中の競争を勝ち抜いてレギュラーとしてユニフォームを着られるような環境です。

 

私立大学は全寮が多く、食事管理や生活管理の徹底された生活を過ごします。ジムもラグビー部専用があるところもあります。

 

まるでプロスポーツ選手のような生活ですね(笑)

 

一方で筑波大学はどうかというと

 

国立大学のため寮はありません。全ての部員が一人暮らしをし、食事管理も各自で行うという自律が求められる環境です。

各学年の人数は20人〜30人ほどです。少ない時は10人台の時もあります。

全体で80〜100人ほどの部員数です。

国立大学のため推薦もほぼありません。各学年5,6人ほどです。それ以外の生徒は一般入試で入学してきます。体育専門学群の生徒もいれば、難関の医学群や、情報学群など様々です。

大学の難易度が高いので浪人の学生も各学年に⅓ほどいます。

そのため高校でレベルの高いラグビーをしてきた選手は推薦の5,6人で、それ以外のほとんどは花園出場の経験もないような選手が入学してくるのが筑波大学です。

 

ジムもラグビー部専用のものはなく、大学のジムを他の体育会の部活動と譲り合いながら使っています。

 

このように私立大学と比べると環境に劣る筑波大学が、なぜ現在も他大学と渡り合えるのでしょうか?

 

一つの理由として、恐らくほぼ全ての学生が筑波大学でラグビーをしたくて入学を決めていることがあると思います。

 

推薦を貰う選手も環境が整っている私立大学ではなく筑波大学を選び、一般で入学する選手も学業の試験を突破して志望先の筑波大学に入学しています。

 

体育専門学群に所属する学生は半数ほどで、他は一般の学群に入学します。

 

頭が良くてかつレベルの高い環境でラグビーをしたいという思いを持って筑波にくるんですよね。

 

もう一つの理由は、筑波大学のラグビーの特徴にも現れていると思います。

 

一般で入学してきた学生が他強豪大と渡り合えるように育成する練習はもちろん

 

戦術についても個々人の判断や連携が求められるような設計になっており個人力というよりは

練習で落とし込まれた連携による組織的なラグビーになっています。

つまりは、どんなキャリアを持つ選手にもチャンスがあるのが筑波大学だと思います。

 

ちなみに体育専門学群では体育系の学部としては日本一で、サッカー日本代表の選手が大学に学びに来るほどレベルの高い教育が学べます。

 

体育専門学群のラグビー部はラグビーについての授業を受け、ラグビーの歴史やコーチング、ラグビーの競技特性など様々なことを学びます。

 

グラウンド内外でラグビーに多く触れられるところは筑波大学ならではだと思います。

 

僕は、是非もっと多くの高校生に筑波大学を目指してほしいなと思っています。

教員免許も取ることができますし、実際に筑波大学卒の教員は全国各地にいます。

就職でも筑波大学という肩書きは響きがいいですよ。

ラグビーだけでなく勉強もできる高校生は筑波大学も選択肢の一つに入れてみてください。

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