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ラグビーの縁

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全くの初対面でもラグビーをしていた、ラグビーをしているってだけで盛り上がる。

 

ラグビーのチームメイトは一生の仲になる。

 

そんな感じでラグビーは人と人とを強く結びつけてくれる競技です。

 

僕の母校である玉龍高校も例に漏れず

OBってだけで”チーム玉龍”の輪に入り

下は18歳から上は60歳オーバーのメンツで焼酎を交わすような集まりもあります。

通称「関東玉龍会」です(笑)

 

なので僕は、40歳くらいまでの玉龍OBなら各学年の主な先輩は分かります。

異常ですね(笑)

 

他のスポーツではあまりそういったことはないようで、先輩なんかと交流なんてないし酒なんかもってのほかだそうです。

なのでラグビー部はこうなんだよね。と話しをすると

 

「ラグビー部の仲って頭おかしいよね(笑)」

 

と良く言われます。

 

どうしてこんなにもラグビーは人と深い仲にさせてくれるのでしょうか?

 

色んな理由があると思うのですが、

僕はラグビーが信頼していないとできないスポーツだからかなと思っています。

 

コンタクトスポーツであり、球技で最大である15人で行うのがラグビーです。

スクラムを組む身体の大きな選手もいれば、足の速さを活かすポジションの選手もいます。

15人一人ひとりが全くプレースタイルの違うポジションをしているのがラグビーです。

 

身体の大きなFWの選手がきついスクラムやモールをしてくれるからBKの選手が足の速さを活かしてトライを狙いに行くことができます。

隣にいるコイツがタックルをしてくれることを信用してるから自分のプレーに集中できます。

 

また、ラグビーは性善説に基づいたであろうルール整備がなされています。

 

ラインアウトではボールを真っ直ぐ投げ入れないと反則です。自チームに有利に投げ入れるのはいけません。

スクラムやモールも故意に崩してはいけません。正当にプレーする姿勢が求められています。

そして審判にバレなければコンタクトの際に相手を踏みつけたりタックルで相手に怪我を負わせるプレーをすることができます。でも誰もそういうことをしようとはしません。

相手がいて、レフリーがいて初めてラグビーができる有難さを分かっているからですね。

 

そんなラグビーを通してであった人が仲良くなるのは僕らからしたら自然なんですよね。

キツイことを一緒に乗り越えて、相手を尊重し味方を信頼し、勝利の喜びを味わう。

こんな競技はなかなか無いと思います。

 

今の日本ではラグビーが下火になってきています。高校ラグビーの数は減少傾向で合同チームも多く存在しています。

 

今こそラグビーの縁ではないですが自分がラグビーから受け取った恩をラグビーに返して行くべきなんじゃないかなと思っています。

 

僕は鹿児島のラグビーを少しでも盛り上げられたらなという思いでコーチやクラブに関わっています。

 

少しでもラグビーを面白いと思ってくれる人が増えるといいですね。

 

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