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お金を目的しないほうが良いって話

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お金を目的にするとお金は遠ざかっていく。

 

その現実に気が付いていない人が多いと思ったので今回記事にしてみました。

 

そもそもお金は目的ではなく手段です。

分かりやすく言うと

“価値への交換券”です。

 

お金という交換券を介して食べ物を買ったり、娯楽を楽しんだり、車を買ったりするわけですね。

 

そしてそのお金はどうやって手に入れることができるでしょうか?

方法はこの世に2つしかありません。

 

人的資本を労働市場に投じるか

金融資本を金融市場に投じるか

 

の2つです。

 

今回は多くの人が当たり前にお金を得る手段としている、働く(≒人的資本を労働市場に投じる)を軸にしてお話します。

 

働くと時給や月給、歩合給という形でお金を得ることができますね。

 

それはなぜでしょう?

 

理由は

価値を提供しているからです。

価値の対価として価値の交換券であるお金を得ることができます。

 

例えば、自分が大工だとしたら建物を建てるという価値の対価としてお金を得ています。

 

建物を建てるという価値を提供して初めてお金を得ることができるわけですね。

 

それではなぜお金を目的にしてはいけないんでしょうか?

 

僕はそれを人助けに例えて考えてみたいと思います。

 

————————–

 

自分が街を歩いていると何か困っている年配の人を見つけました。

 

そのまま通り過ぎることもできますが、心優しいあなたは年配の人に声をかけました。

 

「何かお困りですか?」

 

年配の人は顔を明るくして、道が分からなくて困っていたと話してくれました。

 

足腰が悪かった様子だったので荷物を持ってあげて目的地まで案内しました。

 

とても助かったと嬉しそうにしている年配の人は貴方に1000円札を渡してくれました。

 

「これでお昼ご飯でも食べてください。少しですがお礼です。」

 

あなたはお金を貰うつもりで声かけた訳ではないですが、お金をいただいて嬉しい気持ちになりました。

 

————————–

 

というお話です。

 

年配の人を助けたらお金を貰ったというエピソードでした。

 

“目の前で困っている人を助けたい”

という思いであなたは年配の人を助けたと思います。

 

決して

“お金がほしいから年配の人を助けてみよう”

というやましい気持ちで動いたはずがありませんよね。

 

このように、お金を得る上では順序が大切だと思います。

 

お金がほしい→お金を得るために何かしよう

 

ではなく

 

何かやってみたい/誰かのためになるかもしれない→結果としてお金をいただく

 

という順序がお金を得る本来の形です。

 

なぜなら冒頭でも話したように“お金は価値への交換券”だからです。

 

価値への交換券であるお金を得るには、

もちろん自分が価値を差し出さないと交換券であるお金は得られませんよね。

 

言い換えると”お金の交換には価値を差し出すことが必要”ですね。

 

しかしながら最近はお金をどうやって得るかということばかりにフォーカスされている気がします。

 

お金を得るために年配の人を助けようとしている状態ですね。

 

そんな風に仕事に向き合っていて仕事が楽しい、やりがいのあるものになるわけがありませんよね。

 

一度お金を無視して自分がやってみたいこと、他者に貢献できることから働くということに向き合ってみるべきなんじゃないかなと思っています。

 

働くことはお金を得ることではなく価値の提供だからですね。

 

働くことが自分のやってみたいことや他者へ貢献できることだったらきっとお金も後からついてきます。

 

お金を願えば願うほどお金は遠ざかっていきます。

 

まずは自分がやってみたいことから働くことを考えてみてもいいかもしれません。

 

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